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5分でわかる!日本体育大学の総合型選抜

更新日: 2024年3月 4日 15:13
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体育大学の専門予備校
体育進学センター(タイシン)です

ここでは私立体育大学の中でも随一の人気を誇る、日本体育大学の総合型選抜について解説します

毎年、数百名の総合型選抜合格者を送り出している体育進学センターの入試情報は、きっと日本体育大学の志願者のお役に立てるはずです!

※2025年度入試より「総合考査」が「小論文(資料分析型)」に変更になります。タイシンでは、他の体育系大学の小論文対策で培ったノウハウがありますので、小論文指導もお任せください!


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1.体育系大学の総合型選抜はどう変わった?

かつての大学入試は、英語や数学などの学科科目と、実技試験で受験する一般入試が主流でした。

現在は、文章力・思考力・コミュニケーション能力・そして大学への熱意など、総合的に判断して合否を決めるのが総合型選抜です!

しかし、現在の入試では、特に私立大学を中心に総合型選抜が主流となりつつあります

以下の円グラフは年代別に見た日本体育大学の入試別定員の割合です。

10年毎に大幅に変化していることが分かります。




1990年頃
(保護者世代)

円グラフ1.png 一般入試:80%
推薦入試:20%
2010年頃
(AO入試時代)

円グラフ3.png
一般入試:40%
推薦入試:50%
AO入試:10%
2020年頃
(現 在)

円グラフ5.png
一般選抜:10%
学校推薦型選抜:48%
総合型選抜:41%


従来通り、一般選抜でも合格を狙う人も多くいますが、一般選抜での合格者層を見ると、共通テストで高得点を取っている難関私大志望者が多く、かなりハイレベルな受験となるでしょう。

実際に体育進学センターでも、総合型選抜対策でご入学をされる受験生が増加し、総合型選抜の合格者数が年々伸びていますので、この入試が近年の狙い目となります!

特に、

・部活動中心の生活をして、学力面で自信のない方

・部活動の実績がない方

は、この入試を狙うことで、大学進学のチャンスを早期に掴むことができるようになりました。
 



まずは、この入試全体の仕組みをしっかり理解して総合型選抜対策を講じることが合格の鍵となります。

では、学校の勉強が無駄だったのか、と言われるとそんなことは全くありません。

今まで培った学力や知識、部活動での経験1つ1つの点と点を一本の線に結びつける作業が「受験対策」です。

その方法を体育進学センターでは指導し、受験生を合格へと導いています!

体育・芸術系の入試となる、多少特殊な領域になりますので、学校の対策では不十分な場合が多いです。

専門的な対策を講じることで合格はかなり近いものになりますので、是非一緒に頑張りましょう!!
 
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一般的な総合型選抜の流れ

▶ 出願(9月より)
 


▶ 一次選考(書類審査など)
 


▶ 二次選考(面接・小論文など)
 


▶ 合格発表(10月以降)
 

総合型選抜は9月より始まります。

ですから、これまで主流だった一般選抜よりも早くから入試情報を収集し、受験対策を始めることが大切です。

特に体育大学の総合型選抜を目指すのであれば、少しずつでいいので、部活動と並行しながら受験対策をすると他のライバルに大きく差をつけられます。

なぜなら他のライバルは、部活動引退ごろから対策を始めるため、受験対策が入試本番に間に合わない人も多いからです。


総合型選抜対策 成功例・失敗例
 
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2.総合型選抜の受験生が増えた理由

総合型選抜はここ数年、人気が非常に高まっています。それは以下のような理由があると推測されます。

① 共通テストを始めとする大学入試改革を回避できるから

② 志望大学を受験するチャンスが増え、合格の可能性が高くなるから

③ 学力が低い人でも、入試傾向に即した対策を取れば、合格する可能性が高くなるから


部活動が中心の高校生活のため、勉強をあまりやってこなかった人が多い体育大学志願者は、特に③の理由で総合型選抜を目指すのが望ましいでしょう。

では、そんなに短期間で勝ち取った合格で、入学後の講義はついて行けるのでしょうか?と言う疑問も出てくるでしょう。

タイシンを卒業したセンパイから話を聞いてきました。

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知識養成講座で、小論文(資料分析型)※旧総合考査に必要となるスポーツや健康に関する知識を丁寧に教えてもらえたことがとても良かったです。知識を身に付け、小論文(資料分析型)※旧総合考査の授業の中で何度も文章を書く練習を繰り返したことで、初めは全く書けなかったものが、書けるようになりました。
総合型選抜のために頑張ってきた勉強でしたが、実は入学後の講義についていくための試験だったと気づきました。
みなさんも頑張ってください!


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小論文(資料分析型)※旧総合考査の授業では、先生の分かりやすい説明の後に、実際に文章を書くことで、自分でしっかり理解を深めることができました。
大学の講義を聞いていると、タイシンで受講していた内容を思い出します。
講義にも付いていきやすいし、やってて良かったなと今は思います。


 

3.総合型選抜に合格するためには早期対策が必須!

大学が求めている学生を調べる

先に記した通り、総合型選抜は「大学が求めている学生を選抜する」ことが目的。

だから大学入試要項や大学のホームページなどをよく調べ、志望大学がどのような学生を求めているのか、深く理解する必要があります。

志望大学の入試傾向に即した対策を取る

総合型選抜は、一般入試以上にそれぞれの大学で入試傾向が異なります。

ですから大学によって取るべき対策が大きく異なります。

そのため志望する大学の過去問をじっくり研究し、志望大学の入試傾向に即した対策を取る必要があります。

一方、どんなに勉強しても英語や数学の学力を伸ばすのが難しい一般選抜に比べると、総合型選抜は入試傾向に即した対策を取れば、一般選抜よりはるかに合格しやすい、というのが大学受験予備校としての見解です。


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4.日本体育大学の総合型選抜はどのような試験?

 体育大学の中でも随一の人気を誇る日本体育大学。総合型選抜ではどのような試験を課すのでしょう?実は、かなり独特な試験が課されます。

 ※日本体育大学には総合型選抜にもいくつか種類があるのですが、ここでは最も主流な「小論文方式(旧:課題探求型)」について取り上げます。

・エントリーシート(入学願書と一緒に提出)

総合考査 ※2025年度入試は「小論文(資料分析型)」に変更になります

・面接

エントリーシート

2024年度入試では「志望理由」「入学後の計画」「高校時代に取り組んだ活動」を記入しました。

エントリーシートでは大学に対する熱意を確認するのはもちろんですが、受験生が大学・学部での学びに適しているかを判断することも重要な目的です。先述の通り「大学がどのような学生を求めているか」を調べ、それを踏まえた上で記入するのが望ましいでしょう。

そして、昨今のエントリーシートは、高校や予備校の先生に添削してもらうのが必須です。

なぜなら大学で受験生のエントリーシートをチェックするのは大人の試験官。

だから試験官目線を理解できる大人に確認してもらいましょう。


総合考査 ※2025年度入試は「小論文(資料分析型)」に変更になります

日本体育大学の総合型選抜が他の大学と比べてかなり特殊なのがこの小論文(資料分析型) ※旧総合考査

受験生は志望学部・学科での学修に関わる基礎的内容に関して考察した結果を文章表現し、理解力、文章構成・表現力、分析力等を考査します。


大学側は受験生の

 【①知識・技能】
 【②思考力・判断力・表現力】

を評価します
 

何のことだかわかりませんよね?「百聞は一見にしかず」です。

まずは日本体育大学のホームページで小論文(資料分析型)※旧総合考査の過去問をご覧になってください。この試験問題で合格点を取れる解答を書けるようになることが目標です。

過去問は「日体大 過去問」で検索するとご覧になれます。


面接

面接の目的は、受験生が大学が求めている人材かどうかを判断することです。

受験生の第一印象や礼儀作法・人間性・コミュニケーション能力・そして大学への熱意など、総合的に判断されます。


5.日本体育大学の総合型選抜で求められるスキルとは

体育・スポーツなどの専門知識

何よりもまず重要なのが知識!!

なぜなら、知識がないと入試問題を解く『知恵』が出て来ないからです。

特に小論文(資料分析型)※旧総合考査では、学部・学科ごとに求められる知識が大きく異なります。

どの学部・学科の試験でも一般常識以上の専門知識が求められます。

ですから志望する学部・学科の全体像を理解した上で、どのような知識が求められるかを調べ、その知識を身につける必要があります。

どうしても専門知識を身につける方法がない受験生のために、体育進学センターでは専門知識を身につけるための講座を開講しています。


思考力

大前提となる知識を身につけたら、次は文章を構成するための『思考力』を養成する必要があります。

しかし、思考力は一人でウンウンうなりながら考えてもなかなか強化されません。

思考力を鍛えるためには、グループワークを通じてみんなで自分の考えを出し合って議論することが効果的

なぜなら、人の意見を聞くことで、それまで自身になかった新たな考え方を発見できるようになり、自身の思考が深まることにつながるからです。


体育進学センターでは、

【思考】▶【議論】▶【思考】▶【議論】とループするグループワークを通じて、生徒の思考力を養成しています。
 



文章力

日体大の小論文(資料分析型)※旧総合考査は文章で解答を書きます。ですから当然、文章力が必要です。

何でもいいから文章を書けばいいのではありません。

解答を採点する試験官が合格点を出すような文章を書く必要があるのです。

そのためには「正しい文章の書き方のルール」を学んだり、試験官目線に立った「分かりやすい文章の構成方法」を学んで、実際に文章を書いてみることが不可欠です。


コミュニケーション能力

面接で問われます。

挨拶や礼儀作法はもちろんですが、面接官の質問を正確に理解した上で、聞かれたことに対し正確に答えることが重要

また、自分の頭に浮かんだ考えを言葉に変換して、分かりやすく正確に相手へ伝えるには、訓練が必要です。

よって面接、コミュニケーション能力の向上のためには、徹底した模擬面接が欠かせません。

予備校などで面接対策を取れば、他の受験生の模擬面接も見ることができます。

他の人の良いところをお手本にしたりなど、色々と参考になるでしょう。


日本体育大学の校風や文化に対する理解

受験する大学は一般大学の経済学部や理工学部ではありません。

日本体育大学です。

間違いなく他の大学・学部とは異なる、独自の校風や文化があります。

それらをしっかりと踏まえる必要があります。

そしてエントリーシートや面接などでは、どのような学生が日本体育大学に求められるかを理解した上で自身をアピールすることが大切になります。

日体大独自の校風や文化を踏まえた受験対策をするためには、日体大出身の先生や、日体大へ通う現役の大学生がいる環境が望ましいです。

もしあなたの周りにそのような環境がない場合は、ぜひタイシンに入学してください。

タイシンは日体大出身の先生も、日体大に通うタイシンOBOGの大学生も、たくさんいる環境です!

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6.日本体育大学の総合型選抜に合格するためには?

先にも述べたとおり、まずは日本体育大学の入試傾向を知ることです。

入試傾向を知らずして総合型選抜に合格することは困難でしょう。

逆に入試傾向を知った上で対策を取れば、総合型選抜は一般選抜より合格しやすい試験です。

その入試傾向を知る方法として、以下の3つの方法が考えられます。

①日体大に合格した先輩に相談する

日体大に合格した人が、どのような対策を取ったのか?実際に合格できた対策こそが一番の情報です。

ですから日体大に合格した先輩が身近にいれば、とても心強いです。

そのような先輩が身近にいるか、探してみてください。


②高校の先生に相談する

体育大学、そして日体大の総合型選抜に詳しい先生を探してみてください。

進路の先生、体育科の先生に聞いてみると見つかるかもしれません。

日体大の入試に詳しい先生にエントリーシートの添削や模擬面接などをしてもらえれば、きっと役立つでしょう。

そして最大の難関である小論文(資料分析型)※旧総合考査の予想問題を作ってもらえるなら、あなたの日体大対策に大いに役立つでしょう。


③体育進学センターに入学して対策を取る

上記の対策が全く取れない方は、体育進学センターへ入学してください。

創立以来、これまで44年間に渡って日本体育大学の入試対策を指導してきた予備校です。

日本体育大学の入試傾向をどこよりも知り尽くしています。

以上が日本体育大学の総合型選抜に関する情報です。
その他、わからないこと、相談したいことがありましたら、お気軽に体育進学センターへお問い合わせください。

体育大学専門の受験予備校は他にはないので、全国からたくさんのご相談をいただいています。お気軽にどうぞ!

④部活動と並行して入試対策を進める

タイシンでは、部活動で忙しい私立大学の受験生を中心に総合型選抜の対策を、オンラインで行っております。

オンラインですと、以下のようなメリットがあります。

①部活と両立できる
(授業開始20:00開始)

②移動時間がない
(保護者の送迎も必要ないし、食事や入浴の時間も確保できる)

③遠方の方でも参加できる
(どこにいてもよい先生の授業が受けられます)
 

もちろん、退屈しないように担当先生は工夫をしています。安心して受講してください。

1期中は、年内入試に向けた基礎固めをしていますが、夏からは各大学別(大学によっては学科ごとに分かれて)に授業を行います。


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著者:体育進学センター