現役の受験は「筑波大しか行きたいところがないから一本にしたい」と言われ、だめなら浪人する覚悟を決めました。結果は不合格。保体論述でお世話になっていたタイシンでの浪人を迷うことなく決めました。
息子にとって一番の課題は実技①の1500mを2次試験で最大の力を出せる状態にすることでした。そのため、春から夏にかけては特に陸上競技に力を入れて取り組んでいたようです。先生のご提案で各地の記録会や筑波大学の競技会に参加しながら自己ベストを更新し、自信を取り戻していったようです。
陸上競技の練習の動画をInstagramにまめにあげていただけたので、そこで息子が練習する姿を観るのが楽しみになりました。
先生の立ててくださった年間を通しての綿密な計画のもとご指導いただいたおかげで、2次試験本番は万全な準備をして臨むことが出来ました。思っていたタイムは出ませんでしたが、「今までで一番やり切った」という言葉が聞けました。
合格発表を待つ間は苦しい時間を過ごしましたが、番号を見つけた瞬間は親子で歓喜し、そして息子は泣いていました。これまで悔し涙は何度か見てきましたが、初めて見る嬉し涙でした。
息子はマイペースな性格なのでご迷惑をおかけしたこともあったかもしれませんが、一年間愛情をもってご指導くださいましたタイシンの先生方と、励まし助けてくれたタイシンの仲間の皆さんに感謝申し上げます。




