「部活を引退してから考えればいい」——もしそう思っているなら、今の体育大入試では非常に危険です。 日本体育大学や順天堂大学をはじめ、現在の私立体育大学入試の主流は「総合型選抜」。年内合格を目指すなら、高校2年生の1〜3月こそが勝負の分かれ目となります。

この時期に絶対にやっておくべきこと、それは「前年度の募集要項(入試要項)」を隅々までチェックすることです。


1. 総合型選抜は「準備」が9割。募集要項は「攻略本」である

総合型選抜は、学力試験一発勝負の一般入試とは異なり、大学が求める学生像(アドミッション・ポリシー)に自分が合致しているかを証明する試験です。

最新の要項が出るのは例年6月〜7月頃ですが、前年度の要項を確認することで、以下の「変わらない本質」を把握できます。

  • 出願資格(評定平均など): 自分の成績で出願できるのか。3年1学期にあとどれだけ評定を上げる必要があるか。
  • 選考方法の詳細: 実技、小論文、面接、プレゼンテーション……自分にどの対策が必要か。
  • 課題の傾向: 「なぜこの大学なのか」「将来どうなりたいか」を問うエントリーシートの項目。

2. 実技試験の「種目」と「基準」を今すぐ知る

多くの受験生が「3月」に焦るのが実技です。募集要項には、実施される種目や評価基準が明記されています。

  • 日体大などの場合: 専門実技(自分の競技)だけでなく、共通実技(100m、立ち幅跳び等)が課される場合もあります。
  • 準備の遅れは命取り: 3月に種目を知れば、4月からの練習メニューを「入試仕様」に最適化できます。

3. 「活動実績」の棚卸しと、3年生での計画

募集要項を見ると、どのような実績(大会結果、資格、ボランティア等)が評価対象になるかが分かります。

  • 足りない実績を補う: 「あと一つ、この資格があれば」「この大会でここまで行ければ」という具体的な目標が、3年生の部活動や学校生活の指針になります。
  • 自己分析のスタート: 要項にある課題作文や面接項目を眺めることで、「自分には何が語れるか」という自己分析を今から始めることができます。

4. タイシンのノウハウで「要項の裏側」を読み解く

募集要項の文字面を追うだけでは分からないのが、「実際の合格者は、どの程度のレベルで合格しているのか」というリアルな相場観です。

タイシン(体育進学センター)では、長年の蓄積データから「この倍率なら、この実技数値が必要」「この評定なら、小論文でこれだけ取る必要がある」といった**「戦略的な合格ライン」**を提示できます。


まとめ:要項を読むことは、未来の自分への投資

3月に前年度の募集要項を確認し、ターゲットを明確に定めた受験生は、4月からの行動に迷いがありません。それが、総合型選抜での「一発合格」へと繋がります。

「まだ要項を見ていない」「見方がよく分からない」という方は、ぜひタイシンのカウンセリングへ。一緒に「攻略本」を読み解き、君だけの合格ロードマップを作りましょう。