
「総合型選抜で受験したいけれど、自分の実績で足りるのかな?」 そう不安に思っている高校2年生の皆さん、2月・3月は文章を書く練習をする前に、まずは自分の「持ち札(実績)」をテーブルに並べてみる時期です。
今の実績を整理して、「このまま突き進むのか」「もう一つ実績を足しに行くのか」を決めるための、具体的なチェック方法を伝授します。
1. 「点」を「線」にする実績整理の3ステップ
まずは、これまでの活動を書き出してみましょう。すごい記録である必要はありません。
- 活動の書き出し: 小学校から現在まで、スポーツを通じて「頑張ったこと」「苦労したこと」「役割(キャプテン、副主務など)」をすべて箇条書きにします。
- 感情の紐付け: その時、自分はどう感じ、どう行動したか?(例:怪我で出られない時に、外からチームを分析した、など)。
- 大学の求める像との照合: 志望校の募集要項にある「アドミッション・ポリシー」と、自分の経験が重なる部分を探します。
2. セルフチェック:あなたのカードは「足りて」いるか?
整理した実績を、以下の基準でチェックしてみてください。
- 競技成績カード: 県大会以上、あるいは地区大会で上位に入っているか?
- 主体性カード: チームの中で自分から提案し、状況を変えた経験があるか?
- 継続性カード: 10年以上同じ競技を続けている、あるいは中学・高校と一貫した活動があるか?
これらが2つ以上自信を持って「ある!」と言えるなら、今の実績を深掘りする準備に入りましょう。
3. 「カード不足」を感じた時のプラスアルファ戦略
もし「どれも中途半端かも……」と感じたなら、3年生になる前の今が「もう一枚カードを足す」最後のチャンスです。
- 「学びの証明」を足す: 3月までに資格試験(英検、スポーツリーダー等)を申し込む。
- 「視野の広さ」を足す: 春休みにスポーツボランティアや地域貢献活動に参加し、「プレー以外の貢献実績」を履歴に加える。
今ここで「足りない」と気づけることが、3年生の秋に「合格」を掴むための最大の武器になります。
4. プロの目で「カードの強さ」を判定してもらう
自分では「大したことない」と思っている経験が、実は大学側から見れば「喉から手が出るほど欲しい逸材」であることも珍しくありません。
タイシン(体育進学センター)では、過去数千人の合格者データと照らし合わせ、あなたの実績が「どの大学の、どの入試方式に最適か」を客観的に判定します。
まとめ:3月は「書く」準備ではなく「知る」時期
高2の3月までに自分の実績を言語化(整理)しておくことは、合格への最短ルートです。 「足りているか?」の不安を、「これを足せば勝てる!」という確信に変えるために、まずは自分のこれまでを紙に書き出してみることから始めましょう。





