
第2段階選考の最終局面となるのが「面接(口頭試問)」です。帰国生入試において、面接は単なる人物確認の場ではなく、あなたの「知的能力」と「筑波への適性」を試す真剣勝負の場です。
1. 「体験」を「理論」でパッケージ化する
面接で必ず聞かれるのが、海外での経験です。ここで「楽しかった」「レベルが違った」という感想レベルで止まってしまうのは非常にもったいないことです。 「滞在国のスポーツ指導には〇〇という理論的背景があり、それを日本に導入することで〇〇という課題が解決できると考えます」といったように、自分の体験をスポーツ科学の言葉でパッケージ化して語れるようにしましょう。筑波の教授は、あなたの「研究者としての可能性」を見ています。4月の今は、自分の経験を「抽象化」して語る練習を、タイシンの模擬面接で積み重ねることが重要です。
2. 予期せぬ「鋭い質問」への対応力を磨く
筑波の面接では、スポーツの倫理的問題や、最新のスポーツ科学トピックについて意見を求められることもあります。海外にいると日本のスポーツニュースに疎くなりがちですが、SNSやWebニュースを活用して「日本のスポーツ界の今」を把握しておく必要があります。 特に、ドーピング問題やスポーツ界のハラスメント、あるいはデジタル技術の活用など、自分の専門外の分野についても、グローバルな視点から意見を述べられるように準備しましょう。タイシンの面接対策では、予想質問だけでなく「答えのない問い」に対する思考プロセスを指導します。
3. 「日本語でのコミュニケーション」の質を高める
長い海外生活で、敬語や適切な表現に不安を感じている受験生も多いでしょう。しかし、面接で最も大切なのは「正しい敬語」以上に「相手の質問を正しく理解し、的確に答える論理性」です。 結論から話し、理由を付け加える「PREP法」を徹底すること。そして、オンライン画面越しでも伝わる「目の力」と「声のトーン」を磨くこと。11月の本番、つくばのキャンパスで教授と対等に議論する自分をイメージして、4月から対話の練習を開始しましょう。




