「志望校の募集要項を確認し、出願条件や試験内容は把握した。でも、自分の実績で本当に戦えるのだろうか……」 そんな不安を抱える高校2年生は少なくありません。

総合型選抜において、大会実績や活動記録はあなたの「武器」です。しかし、実績とは単に「県大会で優勝した」といった数字だけを指すのではありません。高2の3月というこの時期に、自分の武器をどう磨き、どう増やすべきか。その戦略を解説します。


1. 「実績」の定義を広げる:スポーツ庁や大学が求めるもの

多くの受験生が「全国大会に出ていないから実績がない」と諦めてしまいがちですが、それは間違いです。総合型選抜で評価される実績には、大きく分けて3つの柱があります。

  • 競技成績: 大会での順位や記録(県大会出場、地区予選突破など)。
  • リーダーシップ・役割: キャプテン、マネージャー、委員会活動、またはチーム内での具体的な貢献。
  • 学びの意欲: 審判免許の取得、英語検定(英検)、スポーツボランティアへの参加など。

3月までにこれらを「棚卸し」し、足りない部分を春休みや3年1学期でどう補うかを計画しましょう。

2. 3年生の春からでも間に合う「プラスアルファ」の実績づくり

もし競技成績に不安があるなら、今からでも「学びの意欲」を証明する実績を作ることが可能です。

  • 資格取得: 日本スポーツ協会(JSPO)関連の資格や、英検・漢検などの検定試験。特に英語力は、近年多くのスポーツ系大学で重視される傾向にあります。
  • ボランティア・地域活動: 地元のスポーツイベントの手伝いや、少年スポーツの指導補助など。「スポーツを支える」側の視点を持っていることは、面接での強いアピール材料になります。

3. 「ただの経験」を「大学が求める物語」に変える言語化

実績と同じくらい重要なのが、その経験から何を学び、どう成長したかという「物語(ストーリー)」です。

  • なぜその活動をしたのか?
  • 困難をどう乗り越えたのか?
  • その経験が大学での学びにどう繋がるのか?

高2の3月という時期に、これまでの部活動を振り返り、キーワードを書き出しておきましょう。この「言語化の準備」ができている受験生は、出願直前にエントリーシート(自己推薦書)で悩むことがありません。

4. タイシンの「合格者データ」で自分の位置を再確認

自分一人では、自分の実績が「日体大や順天堂大の合格ライン」に対してどの程度の位置にあるのか判断するのは困難です。

タイシン(体育進学センター)には、過去の膨大な合格者の「活動報告書」や「面接復元シート」があります。 「この程度の成績だった先輩が、どうやって小論文や面接で逆転したのか」 その成功パターンを知ることで、あなたが今から磨くべき武器が明確になります。


まとめ:3月の「棚卸し」が秋の「一発合格」を決める

総合型選抜は、出願してから始まるのではありません。高2の3月までに自分の武器を確認し、不足分を補う計画を立てた瞬間から、勝負は始まっています。

「自分の実績に自信が持てない」「何をアピールすればいいか分からない」という方は、ぜひ一度タイシンの春季カウンセリングへ。君が気づいていない「最高の武器」を一緒に見つけ出し、磨き上げましょう!