
1. 「全国大会に出ていないと落とされる」という大いなる誤解
6月に部活を引退した受験生から最も多く寄せられる相談が、「自分は全国大会に出ていない(県大会止まり、またはレギュラーになれなかった)から、総合型選抜や推薦入試は無理ですよね?」というものです。
結論から言えば、それは完全な誤解です。
もちろん一部のトップアスリート枠(スポーツ推薦)は実績がすべてですが、一般の「総合型選抜」や「学校推薦型選抜」において、大学の教授陣が見ているのは「過去のメダルの色」ではありません。本当に見られているのは、「その競技経験を通じて、何を学び、大学でどうスポーツ科学・健康科学として探究したいか」という未来へのポテンシャルです。
2. 実績のなさを一撃で覆す「ストーリーの言語化」
県大会止まりの選手や補欠だった選手には、全国大会のスター選手には絶対に書けない「強力な武器」があります。それは「挫折、葛藤、そして組織を支えたリアルな経験」です。
- 「なぜ自分たちのチームは県大会の壁を越えられなかったのか」を戦術やコンディショニングの視点から科学的に分析する。
- 「レギュラーになれなかったからこそ、客観的なデータ分析でチームの勝率を上げるサポートに徹した。この経験をスポーツアナリティクスの分野で活かしたい」
このように、自分の経験を「スポーツ科学の視点」で語ることができれば、実績だけの選手を小論文や面接で一気に抜き去ることができます。6月の今から準備を始めれば、その「逆転のストーリー」は確実に作り込めます。




