2026年度入試のもう一つの目玉が、保健医療学部に新設された「基礎学力方式」です。整復医療学科や救急医療学科を目指す受験生にとって、この新方式はどのような意味を持つのでしょうか。

1. 「医療人」としての素養を問う、新しい評価軸

これまで医療系の学科は、競技実績や面接が重視される傾向にありました。しかし、新設された基礎学力方式は、入学後の高度な医療専門教育に耐えうる「基礎的な学力」を重視します。 これは、スポーツの現場で活躍する医療従事者(柔道整復師や救急救命士)には、情熱だけでなく、正確な知識と学習能力が不可欠であるという大学側の強いメッセージです。高校の授業を大切にしてきた受験生にとって、追い風となる方式と言えます。

2. 評定平均不問。今、目の前にある学力で勝負

注目すべきは、この基礎学力方式も「評定平均値」を問わない点です。高校1・2年生の時の成績が振るわなかったとしても、今この瞬間から心を入れ替えて受験勉強に励み、一定の学力を証明できれば、名門・日体大の医療系学科への道が開かれます。 「過去は変えられないが、未来は学力で変えられる」。この方式は、医療の道を志す遅咲きの受験生にとっての「救済措置」であり、同時に「挑戦状」でもあります。

3. 面接・書類とのバランス。学力+αの準備

もちろん、学力試験だけではありません。総合型選抜である以上、医療職への適性を見る面接や書類選考も並行して行われます。「なぜ日体大で医療を学ぶのか」「スポーツの現場でどう貢献したいのか」。 学力の土台の上に、揺るぎない志望動機を積み上げる。この「二階建て」の準備ができるかどうかが、合格・不合格の分かれ目となります。

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