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筑波体育受験生が合格を勝ち取るために知っておきたいこと

更新日: 2024年1月31日 14:36
筑波体育受験生が合格を勝ち取るために知っておきたいこと

1.共通テスト自己採点と2024年度入試の予想合格最低点の把握

共通テスト自己採点は終了後、すぐにできますね。
2024年度入試予想合格最低点については、タイシンが攻略イベントで提示します。

2.実技①(400点満点)の把握

自分はどれくらいとれるんだろう???と考えている人もいると思います。
体専の実技試験は実技レベルの高い受験生が多く、全国大会に出場している受験生もいるため、自身の実力を把握することが重要です。

さて、実技①(400点満点)での得点について、以下の目安を示しています。
ただし、種目や当日の出来、他の受験生のレベルによって得点は増減する可能性があります。あくまでも目安として捉えてください。

  • 全国大会出場 360(90%)
  • 地方大会出場 320(80%)
  • 地区大会・県大会出場 240-280(60-70%)
  • 特になし 200-240(50-60%)

受験生の中には、実技①の練習ばかり頑張って「逆転」や「逃げ切り」を狙ってしまう人も多いですが、それぞれの受験生が得意種目として受けるわけですから、実技力そのものに差があることは自覚しておく必要があります。
(全国レベルのチームで練習してきた人と県大会2回戦突破を目指すチームで練習してきた人は、実技力だけでなく、体格も体力も違うことは理解できるでしょう。当日こういう子より目立つのはなかなか難しいはずです)

3.合格のために必要な得点の明確化

仮に合格最低点が1050点だとしましょう。
とすると、単純に1次:2次を1:1にすると1次525点、2次で525点なります。どちらも75%の得点が必要となります。

例えば、Aさんは、共通テストの自己採点が490点(70%)で、野球部レギュラーで、県大会2回戦敗退だったとします。そうすると、実技①では240-280点くらいの得点は見込めるわけです。(もっと得点できる可能性はもちろんあります。あくまで目安です)
とすると、1050₋(490+240から280)=285から245
つまり、実技②と保体論述で285点(95%)から245点(81.7%)を取らなければいけないということです。
285点はなかなか難しい数字ですが、タイシンでは245点は十分狙える数字と考えています。

なぜなら、論述は範囲が決まっており、満点を狙えるからです。もし、論述が満点取れれば、実技②で145点(72.5%)、論述が90点で、実技②は155点(77.5%)となります。実技②の選択については、小学生のときにサッカーやってました、水泳やってました」という基準で種目を決めている人がかなりいます。

なので、実技②は実技①に比べ、得点も取りやすいですし、他の受験生のレベルも高くありません。よって、実技①に比べ、他の受験生より点を取ることは難しくないからです。これは、タイシン生の合格実績から見てもあきらかです。合格したほとんどの子が実技実績は「なし」に等しいからです。

4.合格者データを活用する

筑波合格者120名のデータを見てみると、共通テストリサーチの結果は以下の通りでした。

  • A判定 25名(合格者の20.8%)
  • B判定 32名(合格者の26.7%)
  • C判定 28名(合格者の23.3%)
  • D判定 10名(合格者の8.3%)
  • E判定 25名(合格者の20.8%)

合格者のほとんどがA判定というわけではなく、それぞれの判定からほぼ均等の人数が合格しています。

このことからも、戦略を十分に立てて試験に臨むことが重要であるとわかります。

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こういった戦略を立てるために、みなさんに必ず参加してほしい無料イベントがあります。

タイシン生でなくても参加できます!

著者:体育進学センター