こんにちは!
体育進学センターの押元です。

暑い夏がやってきましたね。
「夏!」という言葉だけでは足りないくらいの酷暑が続いています。暦の上では立秋を迎え、季節は少しずつ秋へと向かっていますが、まだまだ暑さは続きそうです。
熱中症はもちろん、急な大雨や雷など、夏の天候による災害にも十分注意して過ごしてくださいね。
さて、私の担当するブログといえば……
今回も!サッカーについて熱く語らせていただきます⚽

2026年FIFAワールドカップが終了!

2026年、北中米3か国(カナダ・メキシコ・アメリカ)で開催されたFIFAワールドカップ。
今回の大会は、なんといっても「48か国・104試合」という新しい大会形式が大きな特徴でした。
そして、優勝したのは……
スペイン!
アルゼンチンとの決勝を延長戦の末、1-0で制し、2度目のワールドカップ優勝を果たしました。
以前のブログでも紹介したラミン・ヤマル選手をはじめ、スペインの圧倒的な強さが印象に残った大会でしたね。

日本代表も大健闘!

もちろん、私たちが注目したのは日本代表です。
日本は今大会で、強豪国を相手に粘り強い戦いを見せました。
特に印象的だったのが、相手や試合展開に応じて戦い方を変える「対応力」や「修正力」。
「この日本代表、本当に強くなったな」
そんなことを感じた人も多かったのではないでしょうか。
サッカーは90分間、同じことを続ければ勝てるスポーツではありません。
相手の戦い方を見ながら、
「どうする?」
「何を変える?」
「どうすれば勝てる?」

と考え続ける必要があります。
これは、実はスポーツだけではなく、大学入試やその先の社会でも大切な力ですよね。

今大会の注目国!カーボベルデ共和国

今回、世界中から注目を集めたチームの一つが、
カーボベルデ共和国
です。
2026年大会で初めてワールドカップに出場しました。
そして、初出場ながらスペインと引き分けるなど、世界を驚かせる戦いを見せました。
そのチームを語るうえで欠かせない選手が、ゴールキーパーのヴォジーニャ選手です。
なんと……
40歳!
2026年大会では40歳のベテランGKとして活躍し、スペイン戦では好セーブを連発。さらにアルゼンチン戦では延長戦までもつれ込む試合でゴールを守りました。
サッカー選手としては決して若い年齢ではありません。
それでも世界最高峰の舞台でプレーする姿には、年齢だけでは測れないアスリートの可能性を感じます。
ちなみに「ヴォジーニャ」という呼び名はニックネームで、ポルトガル語で「かわいいおばあちゃん」を意味するそうです。かわいらしいニックネームですよね。
サッカー選手には、こうした愛称を持つ選手も多いです。
皆さんの好きな選手には、どんな愛称がありますか?

「大会のルール」は変わっていく

ここからは、体育大学を目指す皆さんにはぜひ考えてほしい話です。
今回のワールドカップでは、出場国が
32か国 → 48か国
へと増えました。
このように、スポーツ大会は「昔からこうだったから」という理由だけで、ずっと同じ形を続けるわけではありません。
時代や社会の変化に合わせて、
「大会をどうするのが良いのか?」
が常に考えられています。
この変化によって、初出場の国が増え、プロ選手に好影響を与えました。
実は、日本のサッカーにも大きな変化がありました。

Jリーグも「秋春制」へ

2026-27シーズンから、Jリーグはシーズンの開催時期を変更しました。
これまでの春に開幕して冬に終わる形から、
夏ごろ開幕 → 冬に中断 → 春に閉幕
という「秋春制」へ移行しています。
なぜでしょう?
その大きな理由の一つが、世界のサッカーとのスケジュールを合わせることです。
海外リーグや国際大会との日程のずれを小さくすることで、

  • 海外移籍
  • 選手の活動
  • 国際大会
  • クラブの競技環境

など、さまざまな面でメリットが期待されています。
つまり、
「スポーツをより良くするために、大会の仕組みそのものを変える」
ということです。

サッカーだけじゃない!

こうした「大会形式の変更」は、サッカーだけの話ではありません。
皆さんにぜひ考えてほしいのが、
高校野球の「7イニング制」
です。
現在の高校野球では9イニング制が基本ですが、暑さや選手の身体的負担などを背景に、7イニング制について議論が続いています。
2026年夏の全国高校野球選手権大会では、7回制の導入は見送られました。一方、国民スポーツ大会では7回制が実施されています。
ここには、スポーツを考えるうえで非常に重要な問題があります。

あなたは「7イニング制」に賛成?反対?

例えば、こんな意見があります。

「選手の身体的負担を減らせる」

「熱中症などのリスクを抑えられる」

「高校生の健康を守ることを優先すべき」

「9回まで戦うからこその面白さがある」

「終盤の逆転劇が減ってしまう」

「これまでの記録との比較が難しくなる」

どちらにも、それぞれ理由があります。
だからこそ、
「正解を覚える」のではなく、「自分はどう考えるか」を考えること
が大切なんです。

ここで、もう一つ考えてみよう

「試合を面白くする」という視点は、とても大切です。
でも……
誰にとっての「面白さ」でしょうか?
観客?
テレビを見る人?
スポンサー?
大会運営者?
それとも……
選手?
ここが、体育大学の小論文でも非常に重要な視点です。

「見る側」と「プレーする側」

例えばプロスポーツ。
プロアスリートは、競技を通して多くの人に夢や感動を届けています。
観客を楽しませることも、スポーツの大きな価値の一つです。
一方で、高校生のスポーツ活動はどうでしょうか。
高校生は、基本的にスポーツを「商品」として提供するために競技しているわけではありません。
もちろん、観客に見てもらうことや大会を盛り上げることも大切です。
しかし、
「選手の安全・健康・成長」
という視点を忘れてはいけません。

スポーツを見る人・する人・支える人

スポーツには、さまざまな立場の人が関わっています。

選手
↓
競技する

指導者
↓
育成・指導する

観客・ファン
↓
応援する

メディア
↓
伝える

スポンサー
↓
支える

大会・競技団体
↓
仕組みをつくる

それぞれに「大切にしたいこと」があります。
だからこそ、スポーツのルールや大会形式を変えるときには、
「誰にとって、どんなメリット・デメリットがあるのか?」
を考える必要があります。

これが小論文につながる!

総合型選抜や学校推薦型選抜の小論文では、
「あなたは賛成ですか?反対ですか?」
だけでは終わりません。
大切なのは、

①現状を理解する
↓
②課題を見つける
↓
③さまざまな立場から考える
↓
④自分の意見を決める
↓
⑤具体的な解決策を考える

という流れです。
例えば「高校野球の7イニング制」であれば、
選手の健康
だけではなく、
競技の魅力
大会運営
伝統
観客
メディア
地域
教育

など、複数の視点から考えることができます。

「なぜ?」を考えるクセをつけよう

体育大学の小論文で強い受験生は、
スポーツのニュースを「ニュース」で終わらせません。
「なぜ、この変更が必要なの?」
「誰にメリットがあるの?」
「逆に困る人は?」
「もっと良い方法はない?」
「スポーツ本来の目的は何?」
と、一歩深く考えます。
これが、
「知識」→「思考」→「自分の意見」
につながります。

夏は受験生にとって勝負の時期!

夏休みは、総合型選抜を迎える受験生にとって非常に重要な時期です。
スポーツニュースを見たときも、
「すごい選手だな!」
「日本代表頑張ってるな!」
で終わらせず、
「なぜ?」
を一つ加えてみてください。
それだけでも、小論文を書くための思考力は少しずつ鍛えられていきます。
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体育・スポーツに関する知識を身につけるだけではなく、
「知識を使って考える力」
を一緒に鍛えていきましょう!
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