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【大阪校】新井先生より「小論文で大切なこと<基礎編>」

カテゴリ:タイシン大阪校
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みなさん、こんにちは。
体育進学センター大阪校で現代文と小論文を教えています新井といいます。


新しい年度が始まって、ひと月半が過ぎました。

高校3年生のみなさんであれば、大学入試のことを意識するようになってきたのではないでしょうか。

体育進学センターでは、先だって5/3(火)~5/5(木)にかけて、スポーツ・体育系大学の入試対策イベントを行ないました。

私はオンラインと対面の両方で「小論文」の入試について話をしました。

主に、人気がある大阪体育大学・天理大学・中京大学の小論文対策について解説しましたが、今年度の国立編では、大阪教育大学・京都教育大学・東京学芸大学・筑波大学などの国立大を志望している人の受講が予想よりも多かったことに、ちょっと驚いています。


「そらぁまぁみんな文章作るのは苦手やろうしなぁ…」
というのが、私の正直な感想です(笑)


なぜ、みなさん文章を作ることが苦手になるのでしょうか。

それは「つらい」からでしょうね。なぜ「つらく」なるのでしょうか―

―それは「常にオリジナルなものが求められる」と思っているからではないでしょうか。

「無」から何かを生み出さないといけない、そう思うからではありませんか。


結論を言っておきましょう。

じつは、小論文の入試で優先されることは「オリジナルな何か」ではありません。
(これは、学科の試験について一般的にいえることです)

そうではなくて、「いかに〝型〟に〝はまる〟ことができているか」が大事なのです。

小論文には《序論-本論-結論》という「文章構成の型」があります。

この〝型〟の中に、みなさんが持っているスポーツに関する知識を流し込むだけでいいのです。
(もっとも、みなさんが持っている「スポーツの知識」はずいぶん偏っています、とだけ言っておきます。)

別の言い方をすると、何か新しいものを自分の手で作り出す…ということを思う必要はまったくないのです。無からは何も生まれません。

みなさんがおのおの取り組んできた競技も同じだったのではないですか。

まずは〝型〟にはまることから始まったはずです。


ただ、こうした「中身」の部分に気を取られる人が多いようですが、それ以上に根本的な〝型〟が身についていないことの方が多いのです。

それは「日本語表現の〝型〟」です。

たとえば、誤字なく文を書くことがそうです。文法規則に従って文を作ることがそうです。語法を踏まえて文を作ることもそうです。

私が常々言っているのは

「いくら中身がよくとも、
それをあらわす表記・・・・・・・・
表現に間違いがあれば・・・・・・・・・
それは間違いだ・・・・・・


ということです。

残念ながら、いくら小論文だけ・・を書いたところで、誤字も無くならなければ、文法や語法のミスも一向に減りません。

〝間違いの上塗り〟を重ねるだけです。

じつは、そのあたりについては「国語の学習」をしっかりすれば解決することではあります。

漢字を書いて覚え、言葉の意味を辞書で調べ、長文読解の練習を通じて接続語や指示語の使い方を身に付ける――遠回りに見えるありふれた「勉強」が、一番の近道です(「There is no royal road to learning―学問に王道なし(ユークリッド)」)。


入試に小論文が必要になる人こそ、一般的な国語(現代文)の学習にも力を入れましょう。

体育進学センターでは小論文の対策に並行して国語(一般入試対策の現代文)の授業を受けることが出来ます。

「道具としての言葉」を間違いのないように扱えるようにすることが、私たち国語科のスタッフの仕事です。

みなさん一日も早く「遠回りの勉強」を始めましょう。

私たちは回り道をあなたと一緒に歩きます。



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