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【代々木校】浦野先生より「高校2年生、1年生の保護者の方、学校の先生へ」

カテゴリ:タイシン代々木校
公開日: 2023年12月25日 16:37
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代々木校の浦野です。


年内入試全盛の時代へ


受験の「常識」は変わりました。

世の中では、「暗記力」よりも「創造力」が大切だと言われ、

大学入試では、「記憶力」よりも「探究力」や「表現力」が求められるようになりました。

保護者様の世代は、一般入試が主流で、

部活動が終わり、慌てて勉強し始め、なんとか翌年の2月に間に合わせ、もし間に合わなかったら浪人し、もう1年勉強して進学するというのが体育系大学受験の常識でした。

しかし、今の入試(総合型選抜)は、

1年生2年生のうちから大学のことを調べ始め、3年生の7月に大学が要項を発表したら、それと同時に書類を作りはじめ、9月には出願、10月には試験を受けて11月には合格発表となります。

もちろん、勉強のみで勝負する一般選抜もありますが、年内に実施される入試の定員枠がどんどん広がって、一昔前と完全に逆転しているのが現状なのです。

たとえば、日本体育大学は、

総定員 1861名に対し、年内入試と呼ばれる総合型選抜の定員が757名、学校推薦型の定員が893名、一般選抜の定員が211名です。

これを円グラフにすると、こんな割合です。

http://www.e-taishin.com/diary/img/20231225urano1.jpg



年内入試で勝ち抜くために


では、こうした時代の入試における合格の秘訣とは、どんなものでしょうか?

それは、「一歩踏みだす」早い動きだしです。

将来のことを思い描いて、少しでも興味を持ったことを調べてみることです。

「スポーツでどうやってお金を稼ぐか」でも、「大谷翔平選手はどんなトレーニングをしているのか」でも、なんでも構いません。

そして、できれば、体育・スポーツ系の大学では、実際にどんな授業が行われているのか、部活動は、そんな組織で、どんな人たちが動かしているのかなども調べてみたいですね。

調べる中で、自分が体育系の大学に進学する価値を見つけられたら、しめたものです。



高等学校の取り組み例


私自身、生徒さんには、受験対策を教える以前に、「一歩踏みだす」きっかけを、どう持ってもらえるかを常に考えています。

先日、タイシンのOB先生に招かれて、名古屋まで出張してきました。

私を招いてくださったのは、名古屋経済大市村高等学校の野球部監督である後藤祐貴先生です。

後藤先生は、学校での指導を通じ、部員たちが明確な意志を持って自分の将来を選択し、進んでいく強さを身につけてほしいとおっしゃっていました。

そこで、私も、「そもそも、大学に進学する価値ってどんなところにあると思いますか?」「専門学校と大学ってどう違いますか?」「なぜ、企業は、体育系大学出身の人を採用したいと思うのでしょうか?」といった問いを投げかけながら、生徒さんたちに体育系大学の魅力を精一杯伝えてきました。

こちらがその記事になります。
https://ichimura.ed.jp/zemi20231214/

当日は、2部構成で、野球部やハンドボール部の生徒さん約60名にお話をさせていただきました。

大阪校からは、佐々木校長も駆けつけてくれました。

市邨高校の皆さん、熱心に聴いてくださり、ありがとうございました。



タイシンOB先生の熱意


実は、この市邨高校には、後藤先生以外に、もう一人、タイシンOB先生(バレー部顧問の大橋健太郎先生)がいらっしゃいます。

タイシンは創設42年目となりますが、多くのOB OGが、教育の現場で、次世代の体育スポーツ指導者を育てているのは、本当に喜ばしいことです。

今回は、さらに、世代の違うタイシンOB先生を繋ぐこともできました。

クラーク高等学院名古屋校の若き学校長、三吉宏和先生です。

OB会の場では、初対面ながら後藤先生とすぐ打ち解けて、大阪校の佐々木校長も交えて、愛知県内の体育系大学に興味を持つ生徒たちを、どう後押ししようか熱い話ができました。



保護者の方、学校の先生へ


部活動に熱心な生徒さんは、とかく受験対策から目を背け、出遅れがちです。

1年生、2年生のうちから、部活動、学校の勉強と並行して、将来を見据え、大学進学を少しずつ考える行動を後押ししてください。

そうすれば、大学を「選ぶ」ことができます。

高校の先生!高校で呼んでくだされば、お伺いします!


出張ガイダンス

http://www.e-taishin.com/event/img/guidance.png

高2生対象 冬期講習会

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タイシン高2コース開講!

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