本校の木村です。

4月に2026年度本科コースが始まってから、早いもので約2か月が経ちました!!
本科生たちは、学科・実技ともに少しずつ受験生としての生活リズムができてきています。

実技の授業でも、ただ体を動かすだけではなく、

「自分の競技で何が課題なのか」
「入試で評価される動きとは何か」

を考えながら取り組む姿が増えてきました。

また、現役生(高3生)の中にも、部活動を引退した生徒がチラホラでてきて、
ここからいよいよ、受験モードへと切り替わっていく時期になってくるのではないかと思います!!

さて、ここで少し視点は私に移りまして(笑)
私自身、競技を引退してから半年ほどが経ちました。
現役の頃は、どうしてもプレーする側としてサッカーに触れる機会多かったですが、指導する立場になってからは、本や論文を読む機会もより一層増えました。
その中で、知識と実践知が少しずつつながってきたり、反対に「現役時代の自分の取り組みには、意外と無駄も多かったな」と気づいたりすることも増えました(笑)
当時の自分に教えてやりたい…(笑)
なにはともあれ、以前よりもサッカーという競技への理解が少しずつ深まってきたように感じています。
そこで今回のブログでは、サッカーにおける「見ること」「判断すること」に関連した「目的地を定め続けること」の大切さについて書いていきたいと思います。

【サッカーで大切なのは「目的地を定め続けること」】

サッカーは、常に状況が動き続ける中で、ゴールに向かっていく競技です。
相手、味方、ボール、スペース、そしてゴールへの道筋が変わり続ける中で、選手はその都度、ボールと共に次にどこへ向かうのかを判断しなければなりません。

指導をしていてよく感じるのは、プレー中に次のような状態になってしまうことです。

1つ目は、ボールに意識の多くを割いてしまうことです。
ドリブル、パス、ポジショニングを取る場面で、ボールに意識が向きすぎてしまい、周囲の状況や次のプレーが見えにくくなってしまうことがあります。

2つ目は、ボールを受けること自体が目的になってしまい意識を多く割いてしまうことです。
「まずボールを受けたい」という意識が強すぎるあまり、受けた後にどうするのか、どこへ運ぶのか、誰を使うのかといったプランがないままプレーしてしまうことがあります。

この2つに共通しているのは、未来の展開を描けなくなってしまうことです。
シンプルに言えば、「次を考えていない」「次に向けた準備が不足している」状態です。
だからこそ、選手はボールを受ける前、動き出す前、プレーを選択する前に、次に描きたい展開を考えておく必要があります。
そのために、サッカーでは
「動き続ける状況の中で、目的地や目標地点を定め続ける力」
が非常に大切になるのです。

イメージしやすいように、朝の電車移動に例えてみます。
サッカーは、常に状況が動き続ける中で、ゴールに向かっていく競技です。
これは電車移動でいうと、状況が変わる中で、時間内に目的地へ向かうことに近いと思います。
もちろん、サッカーの方がはるかに状況の変化は大きいですが(笑)
たとえば、サッカーで「ボールに意識の多くを割いてしまう」状態は、電車移動でいうと、移動中にスマホをずっと見ていて、今何駅にいるのか、次の乗り換えはどこなのかを確認できていない状態に近いです。
また、サッカーで「ボールを受けること自体が目的になってしまう」状態は、電車移動でいうと、最初の電車に乗ることだけが目的になってしまい、その後の乗り換え時間や遅延状況を確認していない状態に近いです。
電車移動で考えると、明らかに問題が起こりそうですよね。
目的地があるのに、今いる場所を確認しない次に乗り換える場所を考えない遅延や混雑など、周囲の状況を見ない。これでは、時間通りに目的地へたどり着くことは難しくなります。
しかし、サッカーではこれに近いことが意外と起こります。

ボールだけを見てしまう。
ボールを受けることだけが目的になってしまう。
受けた後にどこへ向かうのか、どのルートを選ぶのかを考えられていない。

だからこそ、サッカーでも電車移動と同じように、
「次にどこへ向かうのか」
「どのルートを選ぶのか」

を考え続けるために「目的地や目標を定め続ける力」が重要になります。

【サッカー指導で意識していること】

タイシンのサッカー授業では、こうした「状況に応じて未来を実現する力」を高めるために、技術練習だけでなく、状況把握や判断、ポジショニングといった個人戦術にも重点を置いています。

チーム練習や部活動では、チーム全体の戦術や試合に向けた練習が中心になることが多いと思います。
一方で、入試では一人ひとりの動きや判断、技術の発揮の仕方が見られます。
だからこそ、タイシンではチームトレーニングでは焦点の当たりづらい個人にフォーカスを当てて指導をしています。

【受験生へのメッセージ】

受験生を見ていて感じることは、皆一生懸命に頑張っています。
「絶対合格したい」という想いはひしひしと伝わってきます。ただ明暗を分けるのは「やり方」や「取り組み方」のように思います。
その手助けをするべくタイシンでは、体育・スポーツ系大学の入試に向けて、対策を行っています。
私の方でもサッカーの授業を開講していますので、ぜひ参加してみてください。一緒に合格に向けて頑張りましょう!!

その他イベントはこちら!

体育・スポーツ系大学 進学説明会(入試対策会)
詳細を見る
筑波体専 2次試験実技対策講座 サッカー
詳細を見る
高3生・高2生・保護者対象 体育系大学進学ガイド
詳細を見る
個別相談
個別相談
詳細を見る