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【代々木校】浦野先生より「一般選抜では、悔いのない、思い切った挑戦を!」

カテゴリ:タイシン代々木校
公開日: 2021年12月20日 15:08
http://www.e-taishin.com/common/img/urano.jpg

代々木校校長の浦野です。


今回は、ブログの場を借りて、

私立大学の総合型選抜や学校推薦型選抜で、

うまくいかなかった方に、

アドバイスさせていただこうと思います。



もしかしたら、

これまであまり勉強してこなかったから、

志望大学を変更して、

もっと入りやすい大学にしようかな〜とか、

先生や保護者の方から、

滑り止めとして、

これまで聞いたこともないような大学を

勧められて、釈然としない気持ちだけど、

出願しようかな〜とか考えていませんか。


それ、要注意です。


この仕事(予備校業)を長くしている中で、

いろいろな人と出会ってきました。


中でも、毎年、複数名出会うのが、

合格して大学に入学したのに、途中退学し、

他の大学を受け直そうとする人です。


あまり公表されていない数字ですが、

各大学の退学率というものがあります。

中には、15%を超える私大もあります。

中退の原因は、様々で、もちろん経済的理由と

いうのが大きいのでしょうが、学校不適応、

不適応からくる成績不振なども大きいようです。


これは、自分が納得できる大学に

進学できていなかったことで、

気持ちの切り替えがうまくいかず、

大学生活を楽しめないということも、

多分にあるのではないでしょうか。


そうならないためにも、標題に掲げた

悔いのない「思い切った挑戦」

をしてほしいと思います。


そう言われても、

今からで間に合うのかな〜と

不安に思う人が多いと思います。

当然です。やってみなければ、

わかりません。


それでも、私は、声を大にして言いたい!


「挑戦しなさい」と。


なぜなら、受験は、1つの成長の機会だからです。

納得できる目標を掲げ、

それを達成するために、残り時間を計算し、

計画を立てて、準備する。

みなさんが、スポーツの世界でやってきたことを、

受験という勉強のフィールドに応用して

チャレンジするのです。

この挑戦の経験は、大学に進学してからも、

大学卒業後の進路を決める際にも、必ず役に立ちます。


幸にして?少子化の影響もあり、

以前ほど倍率は高くありません。

しかも、体育系大学を受験する生徒で、

じっくり1年かけて受験準備をしている生徒は稀です。


さらに、大学は、一般選抜において、

複数回の受験機会を準備してくれています。

回数だけでなく、受け方にもバリエーションがあります。


自分が得意な教科、得意な方法で受けることも可能です。

自分か心から納得できる少し高めの目標を立てて、

戦略を練って、準備しましょう。


総合型選抜や学校推薦型選抜で、

うまくいかなかった大学に、

もう一度チャレンジするのもいいでしょう。


なぜなら、大学には、受験履歴が残っているでしょうから、

複数回受験すれば、第一志望の大学として、

意識しているという意志は伝わります。

だから、合格しやすくなるとは言いませんが、

合否のボーダーラインに並んだ時や補欠繰上げの際に、

第一志望であるということは、無言のアピールになるはずです。


また、体育スポーツ系を目指す人にとって、

学力以外のアピールができる大学もあります。

例えば、運動能力に自信があれば、

実技試験を利用することも可能です。


関東では、

国士舘大学や東海大学が実技試験を実施します。

関西では、

大阪体育大学や天理大学が実技試験を実施します。

九州でも、

福岡大学が実技試験を実施します。


実技試験を実施する大学は、

一般的に、受験者倍率が下がる傾向にあります。


競技実績の高い人は、

スポーツ推薦やトップアスリート選抜で合格して、

すでに抜けています。


ある程度、基礎運動能力に自信のある人は、

受験種目を調べて、実技試験のある入試制度を

利用してみてはいかがでしょうか。


また、学科試験による選抜では、

「偏差値」に振り回されないことが大切です。

例えば、

順大、東海、中京、立命といった私立大学を、

共通テスト利用で受験する生徒は、ほとんどが、

筑波大学をはじめとする国立大学の併願者です。

おそらく共通テスト7割以下では、歯が立ちません。


しかし、実際、各大学の独自試験で、

しかも第一志望として受験し、合格している人は、

そんなに高い得点は、取れていないのが実情です。


合格とは、受験者の中で、

大学が入学を許可する人数の枠内に入ればいいのであって、

何割取らなければならないという基準はないのです。

もしも、合格最低点(配点も含めて未発表の大学が多い)が、

5割なら、5割でも合格できるわけです。


大切なことは、偏差値ではなく、

他の受験生が間違えない問題を、自分も間違えないこと、

他の受験生が間違えやすい問題を、少しだけ多く正解することです。


みんなができない問題は、正解する必要はありません。


そう考えれば、やるべきことは、

まずは、過去問題の研究です。

他の大学の問題や模試の問題ができなくても、

究極、自分が行きたい大学の問題さえできればよいのです。

これまで、どんな問題が出ていたのか、

そして、どんな問題が出そうなのか、

それに自分はどう対応すればよいのか。

そういう視点で受験準備をしていきましょう。


体育・スポーツ系大学でも、

2月試験で複数回の試験日があるだけでなく、

3月試験を実施している大学もたくさんあり、

いきたいと思う、価値ある大学へのチャンスは、

大きく膨らんでいます。


長くなりましたが、最後にもう一度、

繰り返します。


悔いのない、
思い切った挑戦をしてください!


タイシンは、あなたを応援します!






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